
遂にハマダ式の飼育法を実践する事にしました。
ハマダ式の基本は「材飼育」「川砂」です。
材に幼虫を投入して、タッパ等で管理するのが一般的な材飼育。
ここで重要なのは「菌の種類」と「材の種類」そして「温度・湿度管理」です。
正式なハマダ式では砂利の中に幼虫を放すのですが、
ここでは余分な水分を逃がす為と、温度の安定化の為に砂利を使用します。
(材が転がったりするのも防いでくれます。)
「ハマダ式・改」とでもしておきますね。
今回はカワラクヌギ・カワラコナラ・カワラブナの3種類の材を用意。
マットに出てしまっては意味が無いので、マットでは埋めずに
カワラ菌床・砂利の2種を用意し、それぞれを2頭づつ計12頭を材に埋めました。

幼虫投入用ドリル
今回無事に孵化したのは14頭、飼育結果が早くわかる
タランドゥスオオツヤクワガタを使用しました。
残り2頭はノーマルの菌糸瓶飼育です。(ブナカワラ使用)
もう少し頭数がいれば統計も取りやすいのですが、今はこれが精一杯。

砂利に埋められたカワラ植菌ブナ材
今回使用した砂利はアクアリウム用のもの。
雑菌・雑虫がいないのと酸素維持力があるので選択しました。
材の外側から柔らかさを確認しながら材交換の時期を測りますが
およそ3~4ヶ月で交換になると思われます。
温度管理はワインセラーにて22度、材交換以降は19~20度へ落としていきます。
さて、どのような結果が出るか?
ちなみにタラ祭り時は、現在蛹のものが羽化したものと
現在産卵中の卵からの採卵待ちです。
丁度30000HITの頃安定しているのではないでしょうか。