
年末進行で何もできず・・
そんな中、ローゼンのちっちゃいオッサンが羽化。
なぜこのような個体になってしまったのか!?
答えは実験飼育にあります。
今年は色々なオガで飼育を試してみましたが
一番気になっていたのは「材飼育」と「粗めオガ」の飼育。
しかしこれにはとんだ落とし穴が・・
実は期待を込めて粗オガだけで発菌させた超粗め瓶を作りました。
しかしあまりにもオガが粗すぎ、オガ自体を全く食べずに
菌糸だけを食べている感じで育っていきました。
これなら菌糸をたっぷりと食べて大きくなると信じてましたし
暴れは全くありませんでしたので喜んでいたのですが
ここで弊害が・・
栄養のバランスが取れないらしく、3令からの成長がストップ。
殆ど大きくなる事無くそのまま蛹化していきました。
そして材飼育の結果。
自分がカワラ材として購入した産卵用の植菌カワラですが
材がクヌギやらコナラだったんです・・
これが幼虫に合わなかったらしく伸びませんでした。
その弊害で羽化したのがこのローゼン♂と
今回プレに出しているギネス血統のタランドゥス♂なんです。
DNAのせいじゃなく、全て管理失敗のせい・・
ちゃんとした環境を整えてやれば次世代はもっと
伸びてくれると信じています。
だから例えちっちゃいオッサンでも
種親としては問題ないと思っております・・
やっちまった・・orz
教訓■粗オガの菌糸瓶は3令後期だけに使用すること 初令~終令までは微粒子で。最後の交換時に混合に。
■材飼育の際は植菌された菌だけではなく、材の種類も重要 できればカワラやブナのカワラ材を選びましょう。
しかし材だけで大きくするのは困難なようです
オマケ
このクソ忙しい時期に、あるモノが届きました
それはコレ・・

ハイ、もう眠れません。
やっぱり富野はいいなぁ・・