
怪獣の皮膚じゃありません。
niftyの昆虫フォーラムにある小島啓史先生の
「輸入クワガタ・カブトの問題点」という記事上で
移入種問題が取り上げられております。
(ルカJさんからの情報提供でした)
氏曰く、
「原産地で害虫となっている種・潜在的に害虫になりうる種が
何の事前チェックも無しに輸入許可されている。」
とあり、その中に
「アボガドの大害虫(指摘させて頂くと、正確にはアボカド)
クビボソクワガタが日本の果樹の害虫にならないとは誰の判断か?」
とあります。
勿論、申請者が申請し、担当官が問題なしと判断したからこそ
結果的に輸入許可となったんだと思いますが・・
しかし自分は「現地では害虫なのか。それは問題だな・・」と
考えるのと同時に、純粋に飼育者として頭に浮かんできたのが
「それなら最適な餌はアボカドなんじゃ?」と思っちゃいました。
(思考が不純?)
アボカドは完熟したものは収穫に値しませんので
恐らく収穫間近、またはその花や未成熟の実を食べると考え
熟れきっていない実を捜しました。

で、それをツメツメ・・
果皮を食べても害虫扱いされると思うので、このような状態のものと
カットしたまんまのものをケースに投入しました。
そして約2週間・・

カビだらけ。全く食べていません・・ orz
(一部齧ったような跡がありますが、単にケースから出す時についた跡です)
皮付きの方も、全くの手付かず。
残りはラップに包んで冷蔵庫で寝かせ、既にお昼ご飯の一部として頂きました。
(-人-)
小島先生が現地の方から聞いた情報が誤っていたのか
それともたまたまウチのクビボソが好きではなかったのか。
ゼリーの食いも少ないし、ヘラクレスにとってのバナナのように
♀の産卵前に効く「いい餌」になると思ったのになぁ・・
残念。