
夜中に延々皮むき。
フォルスターをはじめ、フタマタ系のセットを組み始めています。
フタマタ系の産卵セットでいつも頭を悩ますのは材選び・・
セアカをはじめ、フタマタは材の選り好みが激しく
産む材・産まない材が結構ハッキリしてます。
(クヌギよりナラ系の方が良く産みます)
なかには割り出しした後の材に再度産み付けた例もあり
同じような状態を再現できないかどうか常日頃から考えておりました。

一昨年から既に何度か行なってはおりましたが
今期も「バクテリア材」の仕込を行いました。
既にいろんな方の実績があり比較的安価で出来上がるので
毎年寒くなると大量に仕込んでいます。
一番楽なのはカブトマットなどに、皮を剥いた材を埋めて管理し
材が柔らかくなったら掘り出すというものなのですが
夏場は傷みやすいし、管理場所も取るし
場合によっては雑虫にやられるリスクもあるので
少ない本数であればショップなどで購入するのも悪くないと
思います。(まだ扱っている店が少ないですが)
レンジで雑虫防止処理をして、そこへバクテリアをまわすために
適度に加水したマットへ埋めます。(マットは色々試してみて下さい)
加水が多すぎるとグズグズになってしまうし、暖かい日が続き
発酵が進みすぎてしまうと使えなくなります。
材の状態を確認して(こればかりは経験が必要)使えそうになったら
掘り出して置いて下さい。そのまま加水せず使える特上の材になります。
カワラやレイシなどもいいですが、クヌギ材を使った製品の場合
産まないという話はよく聞きます。また、時間を置いたレイシ材などは
そのまま放置すると柔らかすぎて使えないなんて話もよく聞きます。
そんな時、ダメモトで試してみて下さい。
今回の仕込みは年末のマンディブラリスの分。
(1♀落ちたので材が余りそうです・・)
既にフォルスターの分など色々仕込んでありますが
多めに作っておかないと心配です。
最悪、発酵が進みすぎたらそのままカブトの餌にでも。